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シンガー・ソングライターの宇多田ヒカル 拡大
シンガー・ソングライターの宇多田ヒカル

 シンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(41)が28日放送のテレビ朝日系「EIGHT-JAM」(日曜 後11・00)にゲスト出演し、8歳の息子に聴いてもらいたい日本の歌を明かした。

 宇多田は10年に「人間活動」に専念するためアーティスト活動を休止し、英国ロンドンに渡った。そこで再婚(後に離婚)、15年には第1子男児を出産した。

 宇多田はロンドンに住み始めてから、日本語を話すことがあまりなかったことで「読むくらい。話し言葉よりもっと高次元で整理整頓された、削ぎ落された日本語。しかも文学的なのに触れていた」ことで日本語への意識が変化したという。

 そんな中、「日本語で歌い始めた時、私が日本語の童謡をほとんど知らなかったんです。息子には日本語の童謡を聴いていてほしいなと思って」と明かした。

 さらに「自分が分からないからボタンを押すとそういう曲が流れる本があって、それを私も聴いて覚えて一緒に歌ったりした。ぞうさんとか…。こんな歌詞なんだ、泣いちゃう」と振り返っていた。

 また、歌詞については「日本語の方が好き」と語り「自由度がすごく高いんですよ。語尾だって、敬語にもできるし、だよ、だぜ、だ、だもん、何でもありじゃないですか。そこで、言っていることのニュアンスが全然違うし。主語がいらない言語なので、それがすごく面白いです」とバイリンガルならではの感想も明かしていた。



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