品川です。本日2025年4月13日に大阪・関西万博が開幕しました。世界最大の木造建築物としてよく取り上げられている「大屋根リング」ですが、点字ブロックが敷設されていることはあまり語られていないかもしれませんね。それに加えて、会場内には視覚障害者向けの誘導・案内方法として専用のQRコードも設置されています。利用するスマートフォンアプリは2種類。shikAIは東京メトロの複数の駅、JR大阪駅の点字ブロックに設置されています。NaviLensは東京都済生会中央病院や九州国立博物館などに設置されています。どちらもスマートフォンの背面カメラで専用のQRコードを読み取り、情報を得ることができます。まだアプリを使ったことのない人にとって大阪・関西万博は新しい体験をする場所になることでしょう。詳しくは次のYouTube動画が参考になります。2025年4月7日(月)開催 第149回ロービジョンの集い「ナビタグ(ナビレンス・シカイ)を使いこなして大阪・関西万博を楽しもう!」YouTubeチャンネル: NEXT VISION ビジョンパークhttps://www.youtube.com/watch?v=oByl5dHzMLcこの中で印象に残ったことは、・現在はiOS向けにしかリリースされていないshikAIアプリ。万博期間中にAndroidアプリをリリースする予定。・NaviLensの専用コードは離れた場所からの読み取りに優れているが、35メートル先でも読み取れる大きめのサイズがある。・shikAIのコードは点字ブロックに設置されているので、カメラは足元、斜め下に向ける。・NaviLensのコードは壁などに設置されていることが多く、場所によっては頭の上・斜め上に向ける。・shikAIでは事前に利用する場所のデータをダウンロードしておけば、会場ではオフラインでも利用可能。・NaviLensはオンライン、インターネットにアクセスしていないと情報を取得できない。オフラインではコードの存在だけを確認できる。shikAIアプリがAndroid向けにリリースされるというのはうれしいですね。駅構内では専用コードを読み取れば改札口やトイレまでしっかり案内してくれます。NaviLensのコードは看板代わりの存在だと考えておけば使い方はイメージしやすいと思います。上記の動画ではNaviLensの使い方が説明されていますが、詳しすぎるので、簡単な使い方をまとめてみました。Androidアプリの簡単な使い方を説明 | ナビレンズジャパンユーザーグループhttps://www.users.navilens.jp/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3/sonota-noqing-bao/androidapurinojian-dan-nashi-ifang-woshuo-ming